寅さんのテキヤ仲間のひとり娘、水島すみれを演じるのはキャンディーズのランちゃん。
正確にはこの作品が公開された1980年から3年前の1977年に「普通の女の子に戻りたい!」の日本芸能史に残るセリフを残してキャンディーズは解散しているので、女優、伊藤蘭としてマドンナに抜擢されたことになります。
寅さんが死んだテキヤ仲間に娘の面倒をみると約束したことから、上京してからはタコ社長の紹介でコンビニに就職し念願の定時制高校にも通う。
函館から上京した恋人の貞男と結ばれることになって寅さんの恋は終わるのだが、この時の寅さんの想いは恋人というより、むしろ娘に溺愛する父親の様に映ります。
身寄りがなくなり、純粋に勉強がしたくて、東京で働きながら・・・・というこの純粋な少女役にピッタリのキャスティングですが、「8時だよ全員集合」や「見ごろ、食べごろ、笑いごろ」など、当時のバラエティー番組でコミカルな演技をこなしていたランちゃんと違う魅力を存分に見せてくれました。
キャンディーズ時代の仲間、スーちゃんこと田中好子も「土佐の一本釣り」で好演しているんですね。
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