いよいよ、この方の登場です。吉永小百合です!
第9作 「柴又慕情」で友達と旅をするOLとして寅さんに出会い、
第13作 「寅次郎恋やつれ」では、未亡人となり夫の実家津和野で図書館勤務の身として再登場しました。
「あたし、来ちゃった」のセリフは、第13作。
悩みのうちに上京し「とらや」を訪ね、帰ってきた寅さんにこう言うのです。
いいんですよねぇ~、これがホントに♪
女の決断、想い、恥じらい、愛嬌なんかが見事にひとつになった一言。
当時27歳の吉永小百合の輝きも素晴らしいのですが、渥美清はもちろんのこと、他の役者さんが誰も一歩も引けをとっていないところが、このシリーズの凄いところだと思うのです。
今やシャープ・AQUOSのCMに出てくる中年タレントくらいにしか思っていない若者もいるかもしれませんが、日活の看板清純派女優として日本中のアイドルでした。
吉永小百合ファンは「サユリスト」呼ばれ、団塊の世代を中心に今でもそれを自慢する人も多いです。
有名人では、タモリ、野坂昭如が自称「サユリスト」ですね。
代表作をあげろと言われれば、1964年の「愛と死をみつめて(日活)」でしょうね。
病によって引き裂かれた若い男女の3年間にわたる文通を原作にしたもので、「世界の中心で愛を叫ぶ」の先駆けといってもいいでしょう。
軟骨肉腫によって21歳の生涯を閉じた大島みち子(映画では小島道子)を演じ、浜田光夫演じる高野誠(マコ)と日本中の涙を誘いました。
1962年、高校生の時に「キューポラのある街」でデビュー。 橋幸夫とデュエットした「いつでも夢を」で30万枚の大ヒットを飛ばし、第4回日本レコード大賞受賞も受賞しています。
吉永小百合 (本名:岡田小百合(おかだ さゆり)、1945年3月13日 東京都出身