シリーズを語る時、欠かせないマドンナの存在。
晴れの第一号は、寅さんの幼なじみで御前様の娘、坪内冬子。
寅さんとの出会いは、御前様のお伴で奈良のお寺巡りをしていたときで、粗忽な寅さんは御前様の愛人と勘違いしてしまいます。
それほどの大人の女としての成長を見せつけられながら、一方の冬子は寅さんに、「覚えているわ、同じ顔だもの」と・・・。
一目ぼれの挙句、さくらの結婚騒動で気の抜けたところを励まされ、その気になる寅さんだが婚約者の存在を知って身を引くことになります。
片思い⇒ 入れ込み⇒ 状況から自分の立場を知る⇒ 寂しく悲しくも男の潔さを全うして身を引く、というシリーズ定番となる展開の始まりですね。
第7作(奮闘編)では子供を連れて里帰り、第46作(寅次郎の縁談)では大学教授夫人として登場しています。
和服が似合う、卵型の顔立ち、眼元涼しい日本女性美の典型ですね。 日本舞踊、藤間流の名取というのは納得。 女優として光るのはやはり時代劇という気がします。
1943年8月25日、東京生まれ。 1955年、子役で初舞台。
鬼平犯科帳、必殺仕事人など時代劇テレビドラマでお馴染み。 2003年、58歳での熟年離婚が芸能ニュースになりました。