監督:山田洋次 脚本:山田洋次、浅間義隆
ゲスト:三田佳子、三田寛子、鈴木光枝、尾美としのり、すまけい
ロケ地:長野県小諸市、長崎県島原市
上映時間:100分
信州小諸の駅前で寅さんは老婆(鈴木光枝)と出会う。意気投合した寅さんは老婆の家にやっかいになるが、老婆は死期の近い病人でしきりに自宅で死にたいと繰り返す。
翌朝、老婆の担当女医・真知子先生(三田佳子)が迎えにきて、寅さんの説得もあり老婆は入院、真知子も寅さんを家に招待する。この出会いで寅さんの心は真知子に強く惹かれる。
柴又に帰った寅さん、満男の受験の下見を理由に真知子の姪・由紀(三田寛子)を早稲田大学に訪ねる。後日、真知子も柴又にやってきて寅さんとの距離も大きく接近するのだが、いつもながら寅さんには決定打が出せない。
老婆の危篤の報に信州の病院に駆けつけるが間に合わなかった。悔しさを感じる寅さん。真知子もまた最期を家で迎えさせてやれなかったことを後悔する。
ラストは寅さんの啖呵バイが旅の空の下に明るく響き物語を締めくくる。
本作から「とらや」の屋号が「くるまや」へ変更された。