1969年8月27日
後に、日本映画史上の金字塔となる、山田洋次監督・渥美清主演による「男はつらいよ」シリーズの第一作が公開されました。
以来、このシリーズは日本の歳時記に刻まれる作品となりましたが、もともと、TVドラマだったんですよね。
喜劇という形を借りて、「本当の日本人の心」を大切に丁寧に描いた稀有な作品だと思います。
フジテレビ系で放映されたテレビ版の最終回に抗議が殺到したことから、山田監督自身が映画シリーズとして企画したんですね。
妹、さくらは、長山藍子から、倍賞千恵子。 おばちゃんは、杉山とく子から三崎千恵子へと配役を変更し、映画版となりました。
第一作の設定は20年ぶりに柴又へ帰ってきた寅さんが起こす大騒動。
この作品では、さくらはまだ独身で、一流電気メーカー「オリエンタル電機」のキーパンチャー(おおっ、懐かしい響き!)という設定です。下町っぽさがイイですねぇ。
このシリーズ、渥美清が他界する前年までの、延々48作に及ぶ作品になろうとは、当時だれが想像したでしょう。
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